大学教員のキャリアに関する研究(適宜更新)

久しぶりの更新です。

自分のキャリアも大きく変わり、そのことについてまとめて書きたいのですが、さしあたりそのことは脇に置き、大学教員のキャリアに関する研究をまとめます。

年代もカテゴリーも気にせず、いま思いつくものを並べます(いつか整理します…たぶん)。そのため以下のリストから漏れているものも多いですが、お許しください。なお、日本の大学教員のキャリアに関連したものに限定します。英語圏には膨大な研究蓄積があるのですが、それを書きだすとキリがないので。

 

*大学教員研究を概観したものとしては、湯川やよい・坂無淳・村澤昌崇「大学教授職研究は何をなしうるか:成果と展望」(2019年)を参照してほしい。

 

・林凌・中川雄大若手研究者のキャリア形成における非常勤講師職の役割」(2023年)

・桑畑洋一郎「人文社会系大学院博士課程修了者が企業で働くということ」(2023年)

・米澤彰純・佐藤香編『大学教員のキャリア・ライフスタイルと都市・地域―「大学教員の生活実態に関する調査」から』(2008年)*pdf

・加藤真紀「外国学位が日本の大学教員キャリアに与える影響」(2022年)

・加藤真紀「博士課程修了者による大学教員職への就職 : インブリーディングや兼務教員に着目して」(2022年)

・加藤真紀「大学教員に求められる教育力 : JREC-IN公募データによる把握の試み 」(2023年)

篠原さやか「女性研究者のキャリア形成とワーク・ライフ・バランス」(2020年)*pdf

・藤本哲史・篠原さやか「女性研究開発技術者の家族的責任とプロフェッショナル・コンフィデンスがキャリア継続に与える影響」(2015年)

篠原さやか・藤本哲史「女性研究者・技術者のワーク・ファミリー・エンリッチメントに関する探索的研究」(2023年)

・大平剛士「情報科学領域の女性研究者のキャリアと仕事と家庭の両立、子育て」(2023年)

・森玲奈・村上正行「大学院生の院生生活における躓きと乗り越え」(2021年)

・河野銀子「女性研究者はどこにいるのか」(2018年)

・児島功和「子育て中の大学教員はどのように仕事と家庭生活のバランスをとっているのか」(2021年)

・人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会「人文社会科学系研究者の男女共同参画実態調査報告書」(2020年)

・二宮祐他「大学における新しい専門職のキャリアと働き方―聞き取り調査の結果から」(2019年)

・二宮祐「実務家教員による大学の授業に関する意識 : キャリア論、メディア論、観光論を事例として」(2023年)

・二宮祐・小山治・児島功和「「実務家教員」の系譜 : 政策と慣行」(2021年)

・二宮祐他「高等教育機関における新しい「専門職」 : 政策・市場・職能の観点から」(2017年)

・丸山和昭・齋藤芳子・夏目達也「アドミッションセンターにおける大学教員の仕事とキャリア : 国立大学の教員に対する聞き取り調査の結果から」(2019年)

・丸山和昭他「教育と研究の分業と大学教員としての「ふさわしさ」 : 大卒者ウェブ調査の結果から」(2020年)

・上林陽治「専業非常勤講師という問題」(2021年)

・佐藤龍子「国立大学の任期制教員の現状 : ヒアリング調査から」(2010年)

・佐藤龍子「公立大学の任期制教員の現状 : ヒアリング調査から」(2010年)

・佐藤龍子「私立大学の任期制教員の現状 : ヒアリング調査から」(2011年)

・横路佳幸「大学院生におけるメンタルヘルス問題について」(2021年)

・坂無淳「大学院生の悩みとメンタルヘルス: ジェンダーの観点からの統計分析と支援策の検討」(2023年)

・葛城浩一「大学教員としてのキャリアパスに立ちはだかる壁 : 大学の多様性に着目した分析」(2023年)

・葛城浩一「大学教員としてのキャリアパスに立ちはだかる壁 : JREC-IN Portal 掲載の公募情報を用いた基礎的分析」(2022年)

・中尾走他「大学教員の意識に関するAge-Period-Cohort 分析 : 教育・研究志向を事例にして」(2022年)

・小林美保・両角亜希子「国立大学教員の教育時間の規定要因」(2018年)

・藤村正司「なぜ研究生産性が失速したのか? : 大学教員の現在」(2018年)

・藤村正司「法人制モデルの長期化に対する国立大学教員の反応 : 離脱型と忠誠型の行方」(2021年)

・村澤昌崇・中尾走・松宮慎治「大学の研究生産とガバナンス」(2019年)

・渕上ゆかり・杉田菜穂「大学教員のワーク・ライフ・バランス実態と求められる職場環境改善支援」(2021年)

・天野智水「国立大学の教員給与制度」(2015年)

・羽田貴史「大学教員の能力開発をめぐる課題」(2011年)

・羽田貴史他「研究大学における大学院教員の能力開発の課題 : 2008年東北大学教員調査の結果

・橋本鉱市他「研究者市場における文科系博士院生の就職要件 : JREC-INによる公募情報の分析」(2013年)

・川島浩誉・山下泰弘・川井千香子「大学における研究関連求人の推移:JREC-IN Portal掲載の求人票に基づく分析」(2016年)

・葛城浩一「大学教員として就職するまでのプロセスと就職後の教育・研究活動との関連性 : ボーダーフリー大学に着目して」(2018年)

・葛城浩一「ボーダーフリー大学教員の学士課程教育の質保証に対する意識」(2017年)

・葛城浩一「教育と研究の両立という大学教授職の理念に疑問を呈している教員とは : ボーダーフリー大学に着目して」(2016年)

・葛城浩一「ボーダーフリー大学教員の大学教授職に対する認識(5)—先行研究で得られた知見との比較を中心に」(2015年)

・葛城浩一「「教育志向の教員」の再検討 : ボーダーフリー大学教員に着目して」(2015年)

・葛城浩一「ボーダーフリー大学教員の大学教授職に対する認識(4) : 教育志向の教員に着目して」(2014年)

・葛城浩一「ボーダーフリー大学教員の大学教授職に対する認識(3) : 教育と研究の両立の困難さに着目して」(2013年)

・葛城浩一「ボーダーフリー大学が直面する教育上の困難—授業中の逸脱行動に着目して」(2012年)

・葛城浩一「ボーダーフリー大学教員の大学教授職に対する認識 : 「大学教授職の変容に関する国際調査」を用いた基礎的分析」(2011年)

・菊池美由紀「ボーダーフリー大学におけるキャリア科目担当教員のストラテジー」(2020年)